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りりこのコラム

家とインフルエンザ

立春も過ぎ、暦の上では春到来です。が、寒さはこれからが本番。もう少しの辛抱が必要の様です。
寒さも然ることながら、インフルエンザもこれからが流行の本番。マスクの使用や手洗い・うがいの励行はもちろんですが、案外大事なのが室内の温度と湿度の管理です。直接的には湿度がウィルスの生存率に大きく影響することが確認されています。

しかし、湿度(空気中の水分の量)は、温度にも影響されます。温度が高いとたくさん水分を含むことができ、低いと少なくなります。ですから、同じ「湿度50%」でも、20℃の場合と15℃の場合とでは空気中に含まれる水分の量が異なってきます。
つまり、温度と湿度両方の管理が必要になるのです。風邪でお医者さんに行くと「お部屋を暖かくしてくださいね。」と言われることがあります。これは、室温を上げることにより、空気中の水分量を間接的に上げ、ウィルスの抑制効果を期待してのことなのです。具体的には、温度が16℃~22℃、湿度(相対湿度)が45%~55%が適正だと言われています。

ちなみに、エアコンやFFヒーターなどは、室内の空気を汚さない代わりに乾燥を助長します。これらの暖房機を使用する際は、加湿器を併用して湿度管理を行ってください。
家の中では、寒さやインフルエンザに震えない生活をしたいものですね。

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