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りりこのスタッフブログ

リフォーム済み中古物件を購入するメリット・デメリットとは?選ぶ際の注意点も解説!

こんにちは。
7月も最終週!あっという間に夏本番ですね。

 

 

さて新築よりも費用が抑えられることもあり、中古物件の購入を検討する人が増えていますよね。

その中でも、リフォームやリノベーションすることを前提に購入する人がいれば、既にリフォームされている物件を購入する人もいます。

また「どっちがいいの?」と迷っている人もいるのではないでしょうか。今回の記事では、リフォーム済みの物件についてご紹介!

メリットやデメリット、購入する際の注意点などを解説していきますよ。

 

 

▼目次

リフォーム済み中古物件とは?

リフォーム済みの中古物件を購入するメリット

リフォーム済みの中古物件を購入するデメリット

リフォーム済みの中古物件を選ぶポイントは?

まとめ

 

 

リフォーム済み中古物件とは?

リフォーム済み中古物件とは、不動産会社が中古物件を買い取ってリフォームした物件や、前の入居者が退去した後にリフォームした物件のこと。

一般的には、壁紙やフローリングの張り替え、水回りの設備機器の交換などがされていて、きれいな状態で売り出されています。

また、間取りの変更や断熱性・耐震性などを高めるなど、大規模な工事を行うことで性能を向上させたり、価値を高めたりされている物件はリノベーション済み物件と呼ばれることもあります。

 

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リフォーム済みの中古物件を購入するメリット

まずはリフォーム済みの中古物件を購入するメリットをご紹介します。中古物件の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

資金計画が立てやすい

リフォーム済み物件は最初から販売価格が決まっているため、資金計画が立てやすいのがメリット。

リフォーム前の物件を購入して自分でリフォーム・リノベーションをする場合は、物件の購入時点でリフォーム費用がはっきりしていないため、追加で補修工事費が必要となるなど、予算内に抑えられないケースも少なくないのです。

 

購入前に実物を確認できる

リフォーム済みの物件はすでに完成した状態で売り出されているため、購入前に内覧で実物を見ることが可能。

そのため、住んでからイメージと違った…というような後悔が起こりにくいと言えます。

 

 

購入後、すぐに入居できる

すでに住める状態になっているため、購入後の手続きをスムーズに進めやすく、一般的に短期間で入居できます。

所有権の移転登記や住宅ローンなどの手続きは必要となりますが、早ければ1~2か月ほどで引き渡しが可能。

自分でリフォーム・リノベーションを行う場合は、業者との打ち合わせや工事を行うため、早くても3か月から半年ほどかかります。

 

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リフォーム済みの中古物件を購入するデメリット

リフォーム済み物件の購入を考えているなら、デメリットも把握したうえで検討することが大切です。

 

見えない部分の老朽化や劣化に気付きにくい

内装や外装、設備機器などは新築同様の見た目になっているリフォーム済み物件ですが、目に見えない部分がリフォームされていない可能性があります。

構造部分にあたる柱や梁、基礎などの老朽化が進んでいれば、耐震性や断熱性の問題、シロアリ問題などのリスクが大きく、快適に暮らしていくことはできません。

必ず見た目だけでなく、過去に行ったリフォームの履歴などをしっかりチェックしましょう。

 

リフォーム費用が上乗せされている

リフォームの手間が省けて、資金計画が立てやすいというメリットがある反面、リフォームなしの物件に比べて割高となる傾向があります。

これは、販売価格にリフォーム費だけでなく、施工会社と販売会社、不動産会社の間でマージンが付加されているから。

どのような修繕がされたかや工事費が不明瞭なのは、デメリットと言えます。

 

 

住宅ローンが不利になる可能性も

一般的に、中古物件は新築物件に比べて資産価値が低くなりがち。これは、リフォーム済み物件もリフォーム前の物件も同様です。

住宅ローンの審査基準は、年齢や勤務先、年収といった個人の信用に加え、物件自体の資産価値が影響してきます。

そのため、住宅ローンの審査で不利になる可能性があるのです。

 

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リフォーム済みの中古物件を選ぶポイントは?

ご紹介してきたように、リフォーム済み中古物件を購入する場合、メリットだけでなくデメリットもあります。

物件を選ぶ際には、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?

 

 

まず、リフォームした箇所について必ずチェックしましょう。

内見時には表面的な部分しか確認できないため、不動産会社や売主に「どのようなリフォームを行ったのか?」リフォームした場所と範囲を尋ねましょう。

工事履歴の記録や施工写真、図面などがあるとより安心ですね。それと同時に、実際にかかった費用を確認することもお忘れなく!

 

また、耐震基準にも注意が必要です。1981年6月1日から施工され、それ以降に建築確認を行った建物に適用されている「新耐震基準」であることを確認しましょう。

 

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まとめ

価格を抑えながら、まるで新築のようなきれいな住まいに入居することができるリフォーム済み物件。

 

とはいえ、見た目だけで購入を決めるのは待ってください!

見えない部分の建物の劣化や耐震性・断熱性などを確認することを忘れてはいけません。

また、どのようなリフォームが行われたかなどの工事内容がまとめられている業者は、管理が行き届いているため安心できますね。

専門家が第三者的な立場から住宅の状態を調査してくれるホームインスペクション(住宅診断)を利用するのも一つの手。

リフォーム済み物件を購入した後に後悔しないためにも、細かなチェックが重要となります。

 

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