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りりこのコラム

土地選びに深く関係する土地の歴史

今年は、平成7年に発生した阪神・淡路大震災から20年の年です。
そして、3月には東日本大震災から4年目を迎えます。世界中で発生するマグニチュード6以上の地震の約20%は日本で起こっているとの統計もあるほどの地震大国に住む私たちです。

住まいづくりの際、特に土地を選ぶ場合には、地名や地勢、歴史的建築物などからその土地の状況を大まかに推測することが必要です。
例えば、地名に「沢」や「谷」、「川」などが付く場合は人工的に埋め立てを行っていたり、過去の災害等で谷や沢が埋まっていたりということがありますので注意が必要です。区画整理などで地名が変わってしまっている場合もありますので、よく調べてみましょう。
また、神社やお寺、お墓などの周辺は数百年単位で安定していることが伺えます。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県松島でも、古刹瑞巌寺は沿岸に立地しているにも関わらず津波の被害を逃れています。

このように地名などの情報は私たちの祖先が自然災害と戦ってきたことの証でありメッセージなのです。
土地を選ぶ際は、値段や利便性も大事ですが、周辺の歴史にも目を向けてみてくださいね。

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