住宅の購入を検討する際、土地を買って新築をする・建て替えをする・建売を買うという３つのパターンが一般的です。この３つは、いずれも「新築」が前提です。私たち日本人は新築が大好き。高度経済成長期のお父様方は、「いずれは一国一城の主に！」と新築一戸建てを夢見て汗水を流したのでしょう。
しかし、平成も２８年ともなると少子高齢化や空き家の増加など、より持続可能な社会が求められ、新築一辺倒の思考に陰りが見えてきました。

他方、某大改造系のリフォーム番組も通算で１０年を超える長寿番組となり、潜在的にリフォームやリノベーションへの関心が深いことが伺えます。今年３月に閣議決定された住生活基本計画では中古住宅の流通促進が重要政策として示され、今月１１月からはそれに伴う補助金の受付が始まりました。

すなわち今、「中古＋リノベ」が熱い。一方、土地や建売の購入以上に中古住宅の購入はハードルが高いのも事実。信頼できるプロのパートナー選びが重要となります。
最近、あちらこちらで住宅系のセミナーが開催されているようです。講師のプロフィールをしっかりチェック(建築士さんが望ましいですね)したうえで積極的に参加してみましょう。