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りりこのスタッフブログ

「リフォーム済!」中古住宅を買ってはいけない理由

中古住宅を探していると、『リフォーム済!』の物件を見かけることがあります。新品の水回りにキレイなお部屋。お買い得感満載ですね。でも、決して買ってはなりません。見た目をきれいにしても、根本的な性能(断熱や耐震)が向上しているワケではありません。以前、スタジオにお越しになったお客様で、前述の様な中古住宅を買われた方が居られました。築40年の物件でリフォーム済とのこと。そこで、衝撃の一言。「家の中にツララができるんです。泣」なるほど。「見た目がキレイ=新築並み」の方程式が成り立ちそうですが、不正解。前出の築40年の物件だと耐震も断熱も現行の基準以下というより、配慮無しと考えて良いでしょう。特に断熱は冬の寒さばかりでなく、最近の猛暑対策にも必須の性能。最近ではオシャレに見た目を装うことをリノベーションだと勘違いされている方もちらほら。本来のリノベーションは性能向上や、間取りの変更などを伴う改修工事を指します。だから、しっかり建築の専門知識を学んで、長い経験を積まないと出来ないお仕事なのです。リフォーム済!の中古住宅は1,隠れた瑕疵の発見の機会を失っている2,水回りが意外に安っぽい3,耐震・断熱などの性能向上がなされていないなどの理由から、買わないのが得策です。

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郡山市,須賀川市,田村市を中心に事業を展開する
増子建築工業(りりこ)のリノベーションについてご紹介いたします