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りりこのスタッフブログ
断熱材の種類と選び方
こんにちは。
9月に入り、なんだか急に気温が下がって秋の風を感じるようになった気がします。
雨ということもありますが(;^_^A
涼しく過ごしやすい秋の季節がやってこようとしていますね~
さて、今日のお話です。
一年中快適に暮らしたい…
夏涼しく、冬暖かい快適な暮らしを実現するためには、断熱はとっても重要。
今回は、「断熱材」の種類や特徴、断熱材選びのポイントについてコッソリ教えちゃいます。
▼目次
・そもそも断熱材とは?
・断熱材の3種類
・日本で良く使われているのはこんな断熱材
└繊維系断熱材
└発砲プラスチック系断熱材
└天然素材系断熱材
・断熱性、防火性、どれが一番いいの?
・りりこで使用しているもの
・まとめ
そもそも断熱材とは?
建築業界で言う断熱とは、室内と室外の熱移動を遮断し、熱の伝わりを防ぐことをいいます。
断熱材とは熱を伝えないようするために作られた材料のことです。
断熱が不十分だと、冷暖房効率が下がるだけでなく、結露を起こして建物が傷みやすくなってしまいます。
「夏涼しく、冬暖かい」快適な家を実現する為には、断熱材は欠かせないもの。
断熱材には次のような役割があります。
・外からの暑さ、寒さを遮る
・室内を一定温度に保つ
断熱材は家や建物だけでなく、クーラーボックスや羽毛布団、スペースシャトルやロケットの外壁などにも使われています。
断熱材は現代の生活にも無くてはならない存在なんですね!

断熱材の3種類
断熱材は大きく分けて「繊維系断熱材」「発泡プラスチック系断熱材」「天然素材系断熱材」の3つに分類されます。
繊維系断熱材
ガラスや岩、木などの素材を繊維状にしたもので、繊維の隙間に空気を閉じ込めた断熱材です。
比較的お手頃価格なので普及率が高いです。
発泡プラスチック系断熱材
プラスチックを発泡させ、細かい気泡の中に空気を閉じ込めた断熱材です。
高性能品の中には断熱性の高いガスを閉じ込めたものもあります。
天然素材系断熱材
無添加で自然素材を利用している断熱材です。
環境に優しいですが、他の素材計断熱材に比べると高価になります。
日本でよく使われている断熱材
日本で主に使われる断熱材の特徴をご紹介します。
繊維系断熱材
① 無機質系断熱材
【グラスウール】
最もスタンダードで最安値です。
素材がガラス繊維なのでシロアリなどの害虫被害や火災に強いというメリット、さらに防音効果もある断熱材です。防湿には少し弱く、別途施工が必要なことも。

【ロックウール】
鉄炉スラグや玄武岩などを高温加工してつくる石綿の一種です。
優れた収音性能があるので空港などでも利用されています。

②木質繊維系断熱材
【セルロースファイバー】
古紙を再利用した繊維で調湿性に優れていて結露対策に活用できる断熱材です。
防火性能や害虫予防にも効果的があるため、オールマイティーな断熱材として利用されています。

【インシュレーションボード】
木材などの植物繊維で、環境に優しい原材料で作られた断熱材です。
断熱性と吸音性に優れているのが特徴で、軽くて加工がしやすいため様々な部分に用いられます。
発泡プラスチック系断熱材
【押出発泡ポリスチレン】
ポリスチレンを連続して発泡させる製造方法で作られた断熱材です。
水や湿気に強いのが特徴の他、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを含んでいないため安全性にも優れています。
【ビーズ法ポリスチレン】
粒状のポリスチレンを金型にいれて発泡させる製造方法で作られています。
スーパーなどでよく見かける、いわゆる発泡スチロールもこれにあたります。
素材は水に強く軽い性質と耐久性があり、施工が安易で比較的安価なため利用範囲が広い断熱材です。
【ウレタンフォーム】
フロンガスなどの発泡剤を加えて作った充填式の断熱材で、高い断熱性能と省エネ効果が期待できます。
価格は比較的高い部類に入りますが、透湿性や耐久性に優れています。

【高発泡ポリエチレン】
ポリエチレン樹脂に発泡剤を加えて発泡させた断熱材です。
ビート板や買い物袋などと同じ素材でできており、柔軟性や断熱性、防水性があり、燃えたときの有害性も少なく環境にも優しいとされています。
【フェノールフォーム】
フェノール樹脂に発泡剤、硬化剤などを加えてボード状に形成した断熱材です。
耐火性や耐熱性に優れ、炎をあてても有毒ガスがほとんど出ないため、不燃・準不燃材料の認定を受けています。
天然素材系断熱材
【羊毛や炭化コルク】
羊毛を使用し、羊毛の衣服をリサイクルしたものが製品化されています。
湿度を一定に保つ調湿性に優れていて結露対策には最適な断熱材です。

断熱性、防火性、結局どれが一番いいの?
無機繊維系断熱材のグラスウールやロックウールは、ガラスを主原料としているため燃えにくい特性があります。
また価格が比較的安価なため、普及率も高いです。
しかし、断熱性に関していえば、ウレタン系の断熱材の方が断熱性は高いです。
しかも軽く、様々な形状で加工できるという利点があります。
自然由来の断熱材は、製造過程で排出されるCO2が少ないため、環境性に優れていますし、自然由来の素材であるため人にも優しいとされています。
このように断熱材にはそれぞれ一長一短があり、選ぶのはとても難しいんです。
どの断熱材を選ぶかというより、重要なのはしっかりと隅々まで断熱することです!
りりこの断熱材
りりこでは、木質繊維系断熱材である、デコスドライ(セルロースファイバー)を採用しています。
防湿気密シート(べーパーバリア)を必要とせず、カビやダニが発生しない断熱材です。
デコスドライとは?
他の断熱材と違い、デコスドライ(セルロースファイバー)は施工面で優れており、高い断熱性能を実現!
また、木質繊維特有の吸放湿性があり、木造建築と非常に相性がよいです。
特徴は以下の通りです。
- 施工性に優れて、高い断熱性を実現
- 自然素材で環境に優しく、木造建築と相性がよい
- シックハウス規制対象外商品で体に優しい
※建物の構造上、デコスドライを施工できない場合もあり、その場合は発泡ウレタンなど他の断熱材を使用します。
▼もっと詳しくりりこの断熱材について知りたい方はコチラをご覧ください
先日新しくオープンしたりりこのリノベーションモデルハウスは吹きつけ断熱を採用しました!
断熱効果については動画でも詳しく説明させていただいております。
是非モデルハウスのページもごらんください。
▼こちらの動画で詳しく説明させていただいております!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家づくりのポイントは、冬は暖かく夏は涼しい快適な住まいを実現させること。
安心して暮らせる場所にすることが大切です。
そのためには、断熱材はとても大切!
断熱材の種類や特徴をしっかりと知ることで、比較的安価で、環境にも身体にも安全な環境を整えることが出来ます。
そして何より、しっかりと隅々まで断熱を施してくれる職人であるかどうか!
気になる工務店やハウスメーカーがある人は、一度建築中の実際のお家を見学させてもらうのもアリだと思います。
りりこのリノベーションは、見えないところにもコダワリあり!
リノベーションでも気密・断熱効果を上げる事は可能です!!
末永く、安心して快適に暮らしていただくためにも…
完成してしまってからは見えない部分だからこそ、徹底して施工を行います!
リノベーションでの断熱材についてお悩みの方は一度りりこにご相談ください。
執筆:りりこWEB編集部
監修:増子 則博
増子 則博(ましこ のりひろ)
株式会社増子建築工業 代表取締役/郡山女子大学 生活科学部建築デザイン専攻 非常勤講師 二級建築士/測量士/宅地建物取引士/給水装置工事主任技術者/増改築相談員
1976年福島県郡山市生まれ。日本大学大学院工学研究科建築学専攻修了。修士(工学)。
大手ハウスメーカーの営業職を経て(株)増子建築工業へ入社。
東日本大震災および原子力災害発生時、福島第一原発周辺地域の避難や米軍の原発から半径80km圏内の退避勧告などを目の当たりにし、故郷福島に住み続けられなくなるのでは?という大きな不安に直面する。
その経験から、福島に「住み継ぐ、住み続ける」ことを応援する事業としてリノベーションブランド「りりこ」を設立。実家や古民家の性能向上リノベーションに注力する。
その取り組みが認められ、第5回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)特別賞を受賞。2023年4月から大学の教壇に立ち、後進の育成にも尽力している。家づくりは「何から始めればいいのか分からない」という方も多いもの。だからこそ専門的な知識だけでなくお客様の暮らしや将来まで考えながら一緒に答えを見つけていくことを心がけています。
このブログでは福島県郡山市を中心に注文住宅・木の家・平屋・リフォーム・リノベーション・土地探し・中古住宅など家づくりや住まいに役立つ情報を発信しています。
「増子建築工業にお願いして良かった」と思っていただける会社であり続けることを目指し、地域の皆様の暮らしに寄り添った家づくりを続けます。
HOME MAKING
りりこの住まいづくりへの想い
RENOVATION
りりこのリノベーション
親から子へ住み継ぐリノベーションを手掛ける増子建築(りりこ)の住まいづくりをご紹介いたします。


