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りりこのスタッフブログ
階段リフォームという選択肢
こんにちは。
中古住宅を購入して、自分たちだけの理想の住まいにリノベーションしたい。そんな想いを持つ方にとって、「階段の位置」は間取りの自由度を左右する重要なポイントです。
「ここにリビングを広げたいけど、階段が邪魔で…」
「階段を移動できたら、もっと家全体がつながるのに」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、階段もリフォームで移動したり緩やかな傾斜にしたりすることができます。
今回は、階段リフォームの基礎知識から、大規模リノベーション時に検討したいポイントまで、詳しく紹介します。
▼目次
・まとめ
なぜ、階段の位置を変えると暮らしが変わるのか?
2階建て以上の住宅では、階段は必ず使う生活動線。だからこそ、その位置が暮らしやすさを大きく左右します。昔の住宅では、廊下の奥や壁際などに階段が配置されることが多く、「暗くて急」「冷暖房が効きづらい」などの課題がありました。
ところが、リノベーションによって階段の位置や向きを変えることで、家の中心に明るく安全な階段を設けることができます。リビング階段にすれば家族の顔が自然と見えるようになり、収納や回遊動線と組み合わせれば、住まい全体の使い勝手も向上します。
階段リフォームでできること
階段のリフォームは、傷んだ箇所をきれいに修繕するだけの工事ではありません。
たとえば、安全性を高めたい場合には、手すりの新設や、段差の高さ・踏み面の奥行きを調整することで、勾配をゆるやかに整えることも可能です。
また、暮らし方そのものを見直すような大規模なリノベーションを計画しているなら、階段の位置や向きを思い切って変えるという選択肢もあります。階段の配置を変えることで、空間のつながりがぐっと良くなり、住まいの使いやすさや回遊性が大きく向上します。
家全体の間取りを自由に再構築するうえで、階段の移動は非常に効果的なアプローチなのです。
階段の種類と特徴を知っておこう
階段の形状にも種類があり、それぞれに特徴があります。
たとえば、一直線に伸びる「直階段」はシンプルで省スペースに設置できるのですが、スペースが狭すぎると勾配が急になることも。
一方で、途中に踊り場がある「かね折れ階段」や「折り返し階段」は、安全性が高く転倒時のリスクも軽減されます。
また、デザイン性を重視する方には、「らせん階段」という選択肢もあります。こちらは限られたスペースに設置でき、見た目にもアクセントになる一方で、踏面が狭くなるなど注意点もあります。
選ぶ階段によって空間の印象や動線が大きく変わるため、間取りと連動して検討することが大切です。
階段リフォーム時の注意点
階段のリフォームを考える際、最優先に考えたいのは「安全性」です。
滑りにくい素材を選ぶことはもちろん、足元を照らす照明計画も欠かせません。木材やコルク、カーペットなど足当たりが柔らかく、滑りにくい素材を選ぶと安心です。
自然光が届きづらい場所にはフットライトや壁面照明などを取り入れて、昇り降りしやすい明るさを確保しましょう。
また、位置変更など大規模な階段工事を行う場合には、工事中に階段が使えなくなるため、仮住まいや1階のみでの生活ができるよう準備が必要です。工事中の暮らし方も含めて、計画を進めましょう。
まとめ
階段リフォームは、安全性を高めるだけでなく、家全体の間取りと暮らし方を大きく変える可能性を持っています。中古住宅の購入を検討している方、マイホームを自由にカスタマイズしたい方は、ぜひ階段の移動も視野に入れてみましょう。
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