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りりこのコラム

不動産の相続について

我が社の展示場がある鶴見坦・菜根地区は、空き家の多い地区であるとも言えます。
お盆の時期になると普段、空き家と思しき住宅にも県外ナンバーの車が止まっていたりします。おそらく、お墓参りを兼ねて閉め切りの室内に風を通したり、亡くなられた親御さんの遺品を整理されたりしているのでしょう。

とは言え、「住んでいないのだから売ってしまえばいいのに」というのが私のような下世話な商売人が考えること。当然、相続した不動産を売却するというのも一つの選択肢だと思います。
しかし、相続が発生して(親御さんが亡くなって)から気持ちの整理がついて「売る」というステップまで行くには空家になってから2~3年はかかるのだそうです(やってはいけない「実家」の相続・天野隆著/青春出版)私も色々なケースを見てきて相続が発生してから慌てたのでは遅いのだと考えています。
遺産が多い地主や資産家の方が相続でモメているという話はあまり聞きませんが、建物一棟土地一筆をめぐって裁判まで・・・というケースは比較的耳にする話です。即ち、地主や資産家は相続税がかかる可能性があるので用意周到であり結果モメない。他方資産が少ないからと油断していると準備を怠ってもめてしまう。ということでしょうか。

今年はお彼岸の時期にシルバーウィークもあるようです。そんな機会に兄弟間で少し話しておくのもいいかもしれません。

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