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りりこのコラム

自然災害から学ぶ教訓を忘れずに

先日、宮城・栃木両県で大規模な水害がありました。私たちの住む郡山も水害の多い街です。普段から避難場所や避難経路を確認して備えたいものです。
しかし、いざ災害となるとその水の勢いには凄まじいものがあります。
昭和61年に郡山を襲った8・5水害の際、小学4年生だった私は、家の前の道路で遊んでいて、あっという間に側溝や裏を流れる愛宕川の水が溢れてきたことを鮮明に覚えています。
また、平成10年8月末の水害の際は、田村町周辺に避難勧告がでました。その際、大学の友人たちが自衛隊の車両で避難所まで移動した話などを今回の報道に触れ、思い出します。

さて、昭和61年の水害と平成10年の水害とで、私の経験に違いがあるとすれば、それは避難の方法です。
前者は垂直避難(近くの高い建物などに非難する)であり後者は水平避難(避難所へ避難する)だったということです。水害の際は避難課程での危険も予想されるため無理に移動はせず、垂直避難をすることも重要な選択肢だと言われています。8・5水害の際、避難所まで移動できなかった近所の人達がその弊社の会議室へ避難していたことや消防のヘリが、「増子建築に避難してください!!」と呼びかけていとこと、夜になって消防団の人が船で物資を運んできたことなど、記憶が蘇ります。

水害の後、郡山市長から頂戴した感謝状が、今でも大事に社長室に飾れていて、当時の教訓を伝えています。

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