column

りりこのコラム

人が1日に食べるお米の量は1坪

一気に秋が進んだ感じの今日この頃。八幡様のお祭りを皮切りに市内各地で秋祭りが行われています。収穫に感謝して行われる秋祭り。お米の出来具合も大きな関心事で、毎年この時期に米の作況指数が発表されます。今年は103の「やや良」だそうです。

さて、家のプランを考えたり土地を検討したりする際に「坪」という単位で面積を考えます。畳2枚分が1坪なので感覚的にわかりやすいというのが大きな理由ですが、この坪という単位も実はお米に大変関わりのある単位なのです。この「坪」が成立した頃の話ですが、1坪の土地からは約3合の米が収穫されました。
これは1人が1日に食べるお米の量に相当します。1人1日1坪、1ヶ月で1畝(せ・30坪)、1年で1反(たん・300坪)となります。太陰暦では1年が360日でしたので、本来の1反(たん)は360坪ですが、太閤検地の際300坪とされ、今に至ります。
ちなみに1畝から採れるお米の量が1俵、1反が1石(こく)となります。この「坪」、感覚的に分かりやすいばかりでなく、農耕民族である

私たち日本人のDNAにしっかりと刻み込まれているのかもしれません。

HOME MAKING

RENOVATION

郡山市,須賀川市,田村市を中心に事業を展開する
増子建築工業(りりこ)のリノベーションについてご紹介いたします