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りりこのコラム

家を建てるときに気になる風習

あけましておめでとうございます。今年の干支は丙申(ひのえさる)で「変化」の年だそうです。
干支や年回りなど、考えてみると少し不思議な風習も気になるこの時期。節分までにと厄除けをされる方も多いのではないでしょうか。かく言う私も今年は前厄、初老です。

家づくりの際、年回りをはじめ大安や仏滅などの六輝(六曜)や三隣亡・土用などの選日、果ては中段や二十八宿などの暦は気にしだすとキリがないもの。どこまで気にすれば良いかは個人差や程度問題もあり一概には言えません。大安や仏滅などの他に注目したいのが「選日」です。選日は、日々に配される干支によって吉凶を占うもので、三隣亡や土用が代表的です。三隣亡は「三軒隣まで亡ぼす」と言われ建築には大凶です。また、土用は土を用いることがNGな期間ですので、地鎮祭や外構工事は避けるべきでしょう。
これらの風習は迷信だと言ってしまえばそれまでですが、季節の巡りや生活のサイクルの中で見出された知恵であるとも言えます。

今年、家を建てて良い変化があるのは歓迎ですが隣近所を巻き込むような悪い変化は避けたいものです。

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