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りりこのコラム

寒暖の差が大きい時期、注意したいこと

今年の冬は、10℃に届くような暖かな日があったり平年並みに寒い日があったりと寒暖の変化が激しかったようです。

気候による温度変化でも体調を崩しがちになりますが、暖かいリビングから寒いトイレに立った際などに、体が受ける急激な温度変化によるダメージ、いわゆるヒートショックには十分な注意が必要です。近年、交通事故で亡くなる方は年間に4400人弱。一方、ヒートショックによる脳や心臓へのダメージで亡くなる方はなんと17,000人とその3.8倍。
今や室内は路上よりも危険なのかもしれません。

ヒートショックを起こしやすい場所は風呂・脱衣室・トイレの3箇所。特に脱衣室からお風呂への移行時は要注意です。寒い脱衣室で凍えながら服を脱いで暖かいお風呂へ。至福のひとときの様ですが、体が受けるヒートショックは大きなものです。
当然、大規模に断熱リフォームなどをすればこのようなリスクから開放されますが、なかなかそうもいきません。

今日から簡単にできる対策として脱衣室にはタイマー付きの小型ヒーターなどを設置する、浴室ではシャワーを使った湯はりを行うなどがあります。湯沸しの最後の5分だけ高い位置に設置したシャワーを使って湯はりをするだけでも効果が期待できます。

春近しの三寒四温。寒の部分を少しでも減らして快適に過ごしたいものです。

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