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りりこのコラム

空家になってしまう前に準備を!

平成26年11月27日に「空き家対策の推進に関する特別措置法(空家特措法)」が公布されて、3年が経とうとしています。

この法律の施行に伴い、全ての空き家の固定資産税が6倍になるという誤解があるようで、「空き家の固定資産税が上がると聞いた。実家が空き家になってしまったのだが大丈夫なのか?」という質問をされることがあります。

この法律の対象になる(固定資産税が6倍になる可能性のある)いわゆる“特定空家等”とは

「倒壊等著しく保安上危険となる恐れのある状態」など4つの状態の何れかに該当するもので、

誰も住んではいないものの定期的に手入れがされている状態であれば該当しません。

とはいえ、誰も住んでいない状況が常態化することは、侵入者や放火、維持管理の上からも望ましくはありませんね。

もちろん、親御さんや家族の思い出がたくさん詰まっている建物を処分するのにも心の整理や経済的な負担が避けられません。空き家になってしまってからは様々な面で決定的な打開策がなくなってしまいます。

ご家族が元気なうちから少しづつ来るべき日の準備を進める必要がありそうです。

最近、建て替えと並んで実家の『二世帯リノベ』が人気です。建てた人の思いや住んだ家族の思い出を残しながら建築費用も抑えられるという一石二鳥の取り組みです。

選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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