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りりこのコラム

“お客さん”は家づくりにおいても重要なキーワード

先日、小学校初の運動会を終え一息かと思っていたら、近々家庭訪問があるとのこと。お知らせのプリントには「玄関先で結構です。」と書いてあります。私たちが子供のころは、居間やリビングでしっかり話している印象のある家庭訪問ですが、その文言を鵜呑みにしていいものかと思案している今日この頃です。

さて、家庭訪問に限らず、“お客さん”というのは家づくりや増改築においても重要なキーワードです。

新築でも増改築でも間取りのお打ち合わせをしていると、必ずと言っていいほど「お客さんが来たときに・・・」という仮定が出てきます。その際、私もすかさず「お客さんって誰ですか?」と伺います。

たいていの場合ご両親や兄弟、気の置けない仲間という答えが返ってきます。

一昔前は会社の同僚や近所の方など少し距離のある人たちも“お客さん”として対応する必要がありましたし、親戚も遠慮なく宿泊していきました。

そのため客間や応接室を設えたのですが、最近は前述の通り。まして家族以外の人が泊っていくのは希。そのために家を大きくしたり増改築するのは、あまり良い方法ではないと思います。

仮にその分の敷地や予算があるのならリビングやダイニングに重点を置かれるとよいでしょう。

ただ、玄関先での応接が増えてくるのなら武家屋敷みたいな玄関が必要だななんて思ったのは私だけですね。

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