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りりこのコラム

大阪の地震をきっかけに今一度身の回りの点検と備えを

先日、大阪府北部を震源とする震度6弱の大きな地震がありました。この地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

今回の地震では、小学校のプール沿いに設置されたブロック塀が倒壊し、小学校4年の女の子が亡くなられました。写真で見る限り、約1.5mの鉄筋コンクリートと思われる塀の上にさらにコンクリートブロック塀が6~7段(1.2~1.4m程度)積み上げて施工されているようです。

これだけの高さの塀にも関わらず、その転倒を防止する様な控え壁や支柱は見当たりません

これらの状況から、この塀は倒壊するべくして倒壊したと言っても過言ではないでしょう。私たちの周辺でも東日本大震災で倒壊はまぬかれたものの危険なブロック塀や組積の構造物がたくさんあります。

大阪の地震で倒壊したブロック塀の設置者・管理者・施工者の責任は厳しく問われなければならないと思います。

他方、我々も、そのような被害を与える側にならない様、また、被害にあわない様に今一度身の回りを点検し、備えたいものです。

ちなみに、高さ2mを超える塀などの工作物を設置する際には建築確認が必要だとされています。

築年数が古く建築確認を受けていないような場合は、専門家に相談されることをお勧めします

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