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りりこのコラム

子供と本棚との距離も大事

先日、スタジオの窓を開けていたらフワッと金木犀の香りが漂ってきました。秋ですね。食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋。何をするにも良い季節です。

我が家には、“図書室”と称する本棚に囲まれた一角があります。私たちがこれまでに読んで来た本や、大学時代の教科書、絵本や児童書ととにかく家中の本が集まっています。子供たちもその一角がお気に入りの様で、様々な本を引っ張り出しては読んだり眺めたり「これ、読んで!」と持ってきたり。

よく、「小さい頃の読み聞かせが大事だ。」という話をよく聞きます。

一方で、「うちの子は、本が嫌いみたいで、読み聞かせしようとしてもうまくいかない。」という意見も耳にします。

もちろん、様々な要因があるのだと思いますが、その一つに「子供と本の距離」があるのだと思います。

高校生のころ、母親に「積ん読(つんどく)も読書のうち。」と言われたことがあります。

“積ん読”とは、本を読まずに積んておく状態を揶揄した言葉ですが、そうして身近に本を置いておくといつか読む日も来るのだと教えてくれたのかもしれません。本を積んでおくだけだと片付きませんし取り出すのも不便です。

そこで注目なのが本棚。

本棚は、本と私たちの距離感を上手に保ってくれる重要なアイテムです。この秋、まずは本棚選びや自作から読書の秋を満喫するのもいいかもしれません。

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