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りりこのスタッフブログ

使いやすい「自分サイズのキッチン」にリフォームを!

こんにちは。

 

3月になりました。
暦の上ではすっかり春ですが、まだまだ寒い日が続きます。
それでも、昼間の時間が長くなったり、お天気のいい日は暖かさを感じたり、少しずつ春に近づいているような気がします。

春が待ち遠しいですね!

 

 

さて、今日のブログでは、キッチンをリフォームする際に参考になる「サイズ選び」についてご紹介します。

システムキッチンの高さや天板の長さは、自分の身体にあったサイズを選べるということを、ご存知でしょうか?

もし、今のキッチンで「腰が痛い」「足が疲れる」などの負担を感じているなら、キッチンのサイズがあなたの身体に合っていないのかもしれません。

ちょうどいいサイズの選び方、疲れにくいキッチンの大きさなど、詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

 

▼目次

キッチンの適切なサイズとは

キッチンの高さについて

天板の幅について

天板の奥行きについて

動線を意識したキッチンリフォームを!

まとめ

 

 

 

キッチンの適切なサイズとは

 

キッチンリフォームでは、メーカー選びやデザイン、扉の色などが注目されます。しかし、使いやすくするために大切なことは、使う人の身体に合ったサイズを選ぶことです。サイズが合っているキッチンでは、スムーズに家事が進み、疲れにくくなります。

適切なサイズとは、どんなものなのかを、順番に見ていきましょう。

 

 

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キッチンの高さについて

 

一般的なキッチンでは、天板の高さが85cmに設定されています。でも、多くのメーカーでは、80cm、85cm、90cmから選ぶことができます。

使いやすい高さは、身長に合わせて決まってくるため、メーカーでも選択肢を用意しているのです。

 

例えば、身長150cmの人と、190cmの人では、使いやすい高さが違います。天板が高いと大きな野菜を切るときに包丁に力を入れにくい、鍋の中をのぞきにくいといった困りごとが出てきます。逆に、天板が低いと、腰をかがめて作業することになり、疲れやすいケースも。

一般的な高さが、自分の身長に合っているとは限らないので、慎重に選びましょう。

 

使いやすいキッチン高さの目安とは

使いやすいキッチンの高さの目安は、「身長÷2+5㎝」で計算することができます。

例えば、160㎝の場合であれば、160㎝÷2+5㎝=85㎝が使いやすいキッチンの高さとなります。

今使っているキッチンが使いにくいと感じている方は、もしかしたらこの目安の高さとは違うサイズになっているかもしれません。自宅のキッチンを測ったり、ショールームで高さを確かめたりしてみましょう。

 

 

家族に身長差がある場合はどうする?

キッチンの高さを決める際、気をつけておきたいのが、キッチンに立つ家族の中に身長差がある場合です。迷った場合は、メインでキッチンを使う人に高さを合わせましょう。

最近では家事を家族で分担するケースも増えてきています。その場合はお互いの最適な高さのちょうど真ん中の高さにするのも1つの方法です。

 

 

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天板の幅について

 

キッチンの天板の幅(長さ)も、広さや使い勝手に合わせて選ぶことができます。

 

一般的な天板の幅は、250cm前後です。

天板の幅が長い広々としたキッチンに憧れを持つ方もいらっしゃいますが、これ以上長くなると、調理中の移動が多くなってしまい、身体に負担がかかったり調理の効率が落ちてしまったりします。無理なく調理でき、キッチンの広さにあった天板サイズを選びましょう。

 

また、天板の上にレイアウトされるのは「シンク」「コンロ」「調理スペース」の3つです。調理スペースを最大限に確保するなら、シンクとコンロを天板の両端にレイアウトすることになりますが、天板の幅が長いと移動が増えて使いにくくなることもあります。

幅の寸法だけでなく、天板の上のレイアウトもイメージしながら、サイズを考えていきましょう。

 

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天板の奥行きについて

 

天板の奥行きも、使いやすいサイズを選ぶことができます。奥行きを広くすると、調理スペースや台の下にある収納が増えるというメリットも生まれます。

 

一般的な天板の奥行きサイズは、

壁付けキッチンの場合65cm、ペニンシュラ型やアイランドキッチンの場合は75cmから90cm程度で用意されています。

 

壁付けキッチンの場合は、奥行きが広すぎると奥に手が届きにくいためコンパクトなおサイズになっています。

そして、ペニンシュラ型やアイランド型は、反対側からも使用することを考えて広めに取ることが通常です。アイランド型の場合は、リビング側への水の跳ね返りを考慮して80cm以上の奥行きがあると安心です。

 

キッチンの奥行きを広くすると、リビングやダイニング側が狭くなってしまうケースもあります。全体のバランスを見ながら、奥行きの寸法も選んでいきましょう。

 

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動線を意識したキッチンリフォームを!

 

使いやすいキッチンを設計するために参考になるのが、「ワークトライアングル」という考え方です。これは、「シンク」「コンロ」「冷蔵庫」の3つを結んでできる三角形のこと。三角形の辺の長さが短いほど、少ない歩数で移動でき、スムーズな動線が実現すると言われます。

 

また、キッチンを複数人で使う場合は通路を広くした方が使いやすくなるかもしれません。

実際にショールームで、冷蔵庫やキッチン収納を開いた状態で通路を歩くなど、体験してみると広さがイメージしやすくなるでしょう。

 

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まとめ

 

今回はキッチンを自分に合ったキッチンについてご紹介しました。

キッチンを自分サイズにするには、「高さ」「幅」「奥行き」の3つがポイントです。

 

また、システムキッチンそのもののサイズだけでなく、間取り全体のバランスを見ながらサイズを決めることも大切です。

 

今回の内容を参考にしながら、あなたに合ったキッチンのサイズを見つけてみてください。

 

 

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