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りりこのスタッフブログ
実家の思い出を残すリフォーム施工事例3選

こんにちは。
中古住宅を購入して、自分たちらしい住まいを叶えるリノベーションをお考えの方へ。
「郡山に移住して、家族でのびのびと暮らしたい」
「ふるさとの家をリノベーションして、新たな生活を始めたい」
そんな夢をお持ちの方に向けて、今回は実家の思い出を残す、リフォームの施工事例3選を紹介いたします。
▼目次
・はじめに
・実際の施工事例3選
01. 思い出の梁を残したLDKリフォーム
02. ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家
03. 家族が繋がるフルリノベーション住宅
・家族の思い出を残したリノベーション
・おわりに
はじめに
実家のリフォームは、
「古いから直す」という理由だけでは語れないものです。
そこにあるのは、家族の歴史や、積み重ねてきた時間。
今回ご紹介する施工事例では、“壊す”よりも“受け継ぐ”ことを大切にしながら、
これからの暮らしに寄り添う住まいへと生まれ変わった事例です。
実際の施工事例3選
01. 思い出の梁を残したLDKリフォーム

築約80年を超えるこちらのお家は、断熱性能が十分とはいえず、
冬場は特に室内の冷え込みが厳しい状態でした。暖房を使用しても、足元まで暖かさが行き渡りにくく、生活の中で寒さを感じる場面が多くあったそうです。
また、台所が居間から離れた位置にあり、調理や配膳、片付けの際に移動が多くなるという暮らしにくさも。日々の家事を行う上で、動線の面でも改善の余地がありました。
打ち合わせの結果、こちらのリフォームでは、「住まい全体の断熱性能」を見直すとともに、「居間と台所のつながり」を意識した計画を行いました。
02. ゾーン断熱 思い出のアーチ扉のある家

築40年のご自宅を、ライフスタイルの変化に合わせて「1階部分のみをリノベーション」されたお施主様。
これまでの住まいでは、冬場に暖房をつけても室内がなかなか暖まらず、寒さを感じながら過ごす時間が多くありました。そこで今回のリノベーションでは、断熱施工を重点的に行い、エアコン1台でも室内全体が暖かく保たれる空間としています。
1階の床には杉の無垢材を採用。夏はさらりとした肌触りで、冬は足元からやわらかな暖かさを感じられ、一年を通して快適に過ごせる素材です。
また、これまで住み継がれてきた住まいの中で、「残せるものはできるだけ活かしたい」というご希望から、アーチ型の扉など、思い出の詰まった建具を再利用しました。
新しく整えた部分と、これまでの時間が刻まれた部分が自然に重なり合い、リノベーション後もこの家での暮らしが続いていきます。
03. 家族が繋がるフルリノベーション住宅

築40年を超える住宅を、フルリノベーション。
外観は黒を基調としたデザインに一新しました。
間取りを見直したダイニングには、以前からあった構造上取り除くことのできない柱が1本残っています。この柱は、作り付けのダイニングテーブルの一部として取り込み、
空間に自然になじむかたちで活かしました。
制約となりがちな要素も、工夫次第で住まいの個性として生かせることが分かる一例です。
浴室には、信楽焼のツボ風呂を設置。お風呂好きなご主人のご要望をもとに計画が進められ、この住まいづくりの大きなポイントとなっています。屋外に設けた露天風呂として、
これまでとはまた違った入浴の時間を楽しめる空間です。
おわりに
実家のリフォームは、単に古くなった部分を新しくすることではありません。
これまでの暮らしの中で自然と残ってきたもの、家族の時間が刻まれてきた場所。
それらをすべて手放すのではなく、必要な部分を整え、残せるものを活かすという選択肢もあります。
今回ご紹介した施工事例はいずれも、断熱性能や間取りといった住まいの性能を見直しながら、その家ならではの要素を大切にしたリフォームです。
これから先も、この住まいで暮らしが続いていくことを見据えて。「受け継ぐ」という考え方が、実家リフォームのひとつのヒントになれば幸いです。
りりこでは断熱性能をアップするためのリフォームを行っています!
▼断熱リフォームに関する記事はこちら
「断熱リノベーションって何?補助金が受けられるって本当?」
https://www.rereco.net/blog/20765.html
「断熱リフォームで寒い実家を快適に!予算と範囲で選ぶ3つの方法」
https://www.rereco.net/blog/20998.html
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