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りりこのスタッフブログ

リノベーションを成功させるカギとは…?

 

こんにちは!

 

年の瀬がすぐそこに迫っていますね…!

みなさん、今年はどんな一年でしたか?

 

さて、前回のブログでは郡山リノベーションモデルハウスの近くには阿武隈川が流れていて、その影響で地質が砂質土・粘土質であり、地盤の状態があまりよくなかったという話しをしました。

 

 

 

これは40年前の新築時も同じ…

 

新築時には松杭を使って地盤を補強していました。

 

しかし、これからリノベ-ションを進めていくなかで現在の松杭だけの補強では心配です。

なぜなら、性能向上させていくと建物が重くなっていくからです。

 

リノベーションをするならば性能向上は必須(だと私たちは考えています)。

では、地盤があまり良くない場合、どうしたらいいのか…?

 

その答えの一つに地盤にかかる負担を減らすということがあります。

建物を軽くすることによって、地盤にかかる負荷を軽減することができます。

 

また、郡山リノベーションモデルハウスの構造評点を「1.0」に近づけたい!

そうするためにはどうしたらいいのか?

 

耐震診断をして今の耐震性がどのくらいなのか、どこが弱いのかを把握し、建物を軽くしつつ、構造評点「1.0」に近づける計画をしました。

 

 

その計画の一部が下記です。

 

〇もともと瓦屋根だったのを板金の屋根にする → 建物の重さが軽くなる

〇必要な耐力壁を設ける → 保有耐力がアップする

〇現行基準にあった金物を取付け補強する → 地震力がアップする

 

それらをすることによって、上部構造評点が「0.09」から「1.0」へアップします。

 

リノベーションを成功させるポイントは、敷地や建物の現状をしっかり見て、なにが必要でなにが必要ではないのか、なにをどうすれば、どうなるのか、ということを判断することです。それには経験と技術が必要なのです。

 

上部構造評点が「1.5」(耐震等級3)がいいと言われているなかで、なぜ上部構造評点「1.0」(耐震等級1)で計画したのかはまた次回…。

 

 

郡山リノベーションモデルハウスの施工現場をご覧いただけます!ご希望の方はお電話(050-7302-5250)または下記URLよりご予約下さい!

【断熱・耐震施工中見学】福島・郡山のリノベーションモデルハウス|築古住宅の断熱・耐震UPを体験|りりこ(増子建築工業)

 

 

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