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りりこのスタッフブログ
2世帯の家づくりでおさえておきたいこと
こんにちは。
中古住宅を購入して、自分たちらしい住まいを叶えるリノベーションをお考えの方へ。
「郡山に移住して、家族でのびのびと暮らしたい」
「ふるさとの家をリノベーションして、新たな生活を始めたい」
そんな夢をお持ちの方に向けて、今回はリノベーションのポイントにもなる「2世帯の家づくりでおさえておきたいこと」についてご紹介します。
▼目次
・プライバシーのために「2つ作るもの」
・家族のつながりを感じられる「共用するもの」
・生活時間が違う2世帯がストレスなく暮らせる工夫
・まとめ
プライバシーのために「2つ作るもの」
2世帯住宅でよく検討されるのが、玄関・キッチン・浴室といった生活の基盤になる設備をどうするか。
お互いの生活リズムが大きく異なる場合は、これらを2つ用意することで「気をつかわずに暮らせる」環境を整えられます。
2世帯住宅では、すべてを共有にするとどうしても生活リズムの違いが気になってしまいます。
そこで、プライバシーを守るために「2つ作っておくと安心」な設備があります。
まず挙げられるのはトイレと洗面所。
朝の支度や就寝前など、使いたいタイミングが重なりやすい場所なので、2世帯で1つしかないと不便を感じやすい部分です。
施工事例:【実家リノベ】広々LDKで2世帯家族が笑顔で集う家
施工事例:【実家リノベ】広々LDKで2世帯家族が笑顔で集う家
また、キッチンを分けておくと、それぞれのライフスタイルに合わせた食事づくりができるのでストレスが減ります。
「親世帯は和食中心、子世帯は洋食中心」といった違いがあっても、お互いに気をつかわずに済みます。
さらに、玄関を2つ設けておけば、出入りの時間帯や来客対応を分けられるので、2世帯それぞれのスタイルを大切にできます。
すべてを2つ用意する必要はありませんが、トイレ・洗面所は最低限2つあると快適◎
さらにキッチンや玄関も分ければ、気兼ねなく暮らせる空間になります。
家族のつながりを感じられる「共用するもの」
2世帯住宅では、生活の基盤となる部分を分ける一方で、あえて共用にする空間をつくることも大切です。
共有スペースがあることで、自然と顔を合わせる時間が生まれ、家族のつながりを感じられる暮らしにつながります。
「完全分離」にするか「部分共有」にするかは、家族の関係性やライフスタイルによって選びましょう。
代表的なのはリビングやダイニング。
家族が集まる場を一緒に使うことで、食事を共にしたり、会話を楽しんだりと、日常の中で交流が生まれます。キッチンも共用にする場合、少し広くスペースを取ると、二世帯同居が上手くいく、ちょっとしたポイントになります♪
また、庭や中庭、ウッドデッキなどの屋外空間も共用にすると、子どもが遊んだり家庭菜園を楽しんだりと、多世代で利用できる豊かな場所になります。
さらに、場合によっては収納やランドリールームを共有するケースもあります。
洗濯や片付けを一緒に行うことで、家事動線がシンプルになり、省スペース化にもつながります。
すべてを分けるのではなく、どこを共有するかを決めておくことが、2世帯住宅の暮らしを心地よくするポイント。
共用スペースを上手につくることで、家族の一体感を感じながらも、それぞれの暮らしを大切にできる住まいになります。
生活時間が違う2世帯がストレスなく暮らせる工夫
2世帯住宅でよくあるのが、生活時間のズレによるストレスです。
親世帯は早寝早起き、子世帯は夜型、というように起床や就寝、食事のタイミングが異なることは珍しくありません。
そこで大切なのが、音や生活動線に配慮した間取りです。
施工事例:【実家リノベ】広々LDKで2世帯家族が笑顔で集う家
例えば、寝室の隣にキッチンやリビングを配置すると、料理やテレビの音が気になって眠れないこともあります。
寝室はできるだけ静かな位置にまとめ、音の出やすい空間と距離を取ることで、快適に過ごせます。
また、水まわり(浴室・洗面所・トイレ)は、音や振動が伝わりにくい場所に配置するのがおすすめ。
深夜や早朝に使うことがあっても、お互いに気をつかわずに済みます。
さらに、動線の分離もポイント。
たとえば、子世帯が夜遅くに帰宅しても親世帯の寝室の前を通らずに自分の部屋へ行けるようにしておくと、生活リズムが違っても干渉を最小限に抑えられます。
間取りの工夫ひとつで、生活のストレスは大きく変わります。
お互いのリズムを尊重できる設計を心がけることで、2世帯が快適に共存できる住まいが実現します。
まとめ
2世帯住宅は「プライバシーの確保」と「家族のつながり」、どちらも大切にする必要があります。
どこを分けて、どこを共有するのかを最初にしっかり話し合い、家族のライフスタイルに合わせて計画することが、心地よい暮らしを実現する大きなポイントです。
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