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りりこのスタッフブログ
中古物件を購入するなら「旧耐震」「新耐震」をチェック!
こんにちは!
もう7月も終わりますね。
夏本番の8月、楽しみたいですね!
さて、今日は耐震基準をテーマにお送りします。
地震大国とも言われる日本で、住宅の購入や賃貸をする場合に気になるのが耐震性能ですよね。
特に中古物件の購入を検討している場合、「旧耐震基準」「新耐震基準」という言葉を聞いたことがある人も多いのでは?
いざという時に住まいや家族の命を守るものだからこそ、これから家を建てる人や、購入を考えている人は、しっかりチェックしておきたいところ!
今回は、そんな「耐震基準」の基本的な知識についてお話していきます。
▼目次
・まとめ
そもそも「耐震基準」って何?
耐震基準とは、建築基準法や建築基準法施行令によって定められている地震への耐性基準のことで、建築する建物はこの基準を満たしていなければなりません。
耐震基準に関する法律は大地震のたびに見直され、より厳しい基準に改正されてきています。
ポイントとなるのが1981年6月の建築基準法の改正で、耐震基準が大きく見直されました。
そのため、それ以前に確認申請を受けた建物は「旧耐震」、それより後に確認申請を受けた建物は「新耐震」と呼ばれているのです。

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「旧耐震基準」と「新耐震基準」の違い
では、「旧耐震」と「新耐震」の違いを詳しく見ていきましょう!
・「旧耐震基準」とは?
1950年に制定され、1981年5月31日までに建築確認を行った建物に適用された耐震基準のこと。
「震度5程度の中規模の地震でも建物が倒壊せず、大きな損傷を受けない」という基準で定められていました。
損傷したとしても、補修すれば再び生活が可能になる程度の被害が想定されています。
しかし、震度5よりも大きな地震が起きた場合は想定されておらず、倒壊してしまう可能性があるのです。
・「新耐震基準」とは?
1978年に発生した宮城県沖地震の甚大な被害を受けて、耐震基準が大きく見直されました。
それが1981年6月1日から施工され、それ以降に建築確認を行った建物に適用されている新耐震基準です。
「震度5程度の中規模地震では軽微なひび割れ程度の損傷、震度6強~7程度の大規模な地震でも建物が倒壊・崩壊しない(ただし、多少の損傷は許容)」という基準で定められていて、現在もこの基準が引き継がれています。

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「旧耐震基準」と「新耐震基準」の見分け方
中古物件の購入を検討している場合、「旧耐震基準」か「新耐震基準」で建てられているかどうかを確認するには、どうすればよいのでしょうか?
新耐震基準と旧耐震基準の境目になるのは「建築確認日(建築確認申請が受理された日)」です。
建物を建てる際には、建築確認申請書を提出し許可が下りてから施工を開始するため、1981年6月1日に建てられた建物は、それ以前に建築確認を受けています。
つまり、認可されたタイミングでは旧耐震基準ということになるのです。
そのため、中古物件などの耐震基準を確認する場合は、売主側に依頼して「建築確認通知書」を確認させてもらいましょう。
その発行日が1981年6月1日以降であれば新耐震基準、5月31日以前であれば旧耐震基準の建物ということになります。
このように、新耐震基準が施工された1981年6月以降に建てられた建物すべてが新耐震基準ではありません。
築年数で判断してしまうと、適用されている耐震基準を間違える可能性があるので注意が必要です!

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「2000年基準」をご存知ですか?
大きく分けて「旧耐震」と「新耐震」がある耐震基準ですが、1995年に起きた阪神・淡路大震災で多くの木造住宅が倒壊したことを受け、2000年6月に再改正されているのです。
これを「2000年基準」と呼び、新耐震基準に加えて木造住宅の構造上の決まりが変わりました。
具体的には、地盤調査の事実上の義務化や耐震壁の配置のバランス、筋交い接合部の規定などが明記されています。
木造住宅においては2000年基準を満たしているかどうかを確認すると、より安心です。

まとめ
「旧耐震基準」と「新耐震基準」、そして「2000年基準」と、大きな地震が起きるたびに見直されてきた建物の耐震基準。
そのため、新しい建物ほど厳しい基準下で建てられており、耐震性能が高いと考えられます。
新耐震基準で建築された物件は安心感が得られるだけでなく、住宅ローン控除が適用されたり、フラット35が利用できたりするメリットもあります。
住宅を購入する際などは、耐震基準についても考慮して検討することをおすすめします。
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執筆:りりこWEB編集部
監修:増子 則博
増子 則博(ましこ のりひろ)
株式会社増子建築工業 代表取締役/郡山女子大学 生活科学部建築デザイン専攻 非常勤講師 二級建築士/測量士/宅地建物取引士/給水装置工事主任技術者/増改築相談員
1976年福島県郡山市生まれ。日本大学大学院工学研究科建築学専攻修了。修士(工学)。
大手ハウスメーカーの営業職を経て(株)増子建築工業へ入社。
東日本大震災および原子力災害発生時、福島第一原発周辺地域の避難や米軍の原発から半径80km圏内の退避勧告などを目の当たりにし、故郷福島に住み続けられなくなるのでは?という大きな不安に直面する。
その経験から、福島に「住み継ぐ、住み続ける」ことを応援する事業としてリノベーションブランド「りりこ」を設立。実家や古民家の性能向上リノベーションに注力する。
その取り組みが認められ、第5回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)特別賞を受賞。2023年4月から大学の教壇に立ち、後進の育成にも尽力している。家づくりは「何から始めればいいのか分からない」という方も多いもの。だからこそ専門的な知識だけでなくお客様の暮らしや将来まで考えながら一緒に答えを見つけていくことを心がけています。
このブログでは福島県郡山市を中心に注文住宅・木の家・平屋・リフォーム・リノベーション・土地探し・中古住宅など家づくりや住まいに役立つ情報を発信しています。
「増子建築工業にお願いして良かった」と思っていただける会社であり続けることを目指し、地域の皆様の暮らしに寄り添った家づくりを続けます。
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